農薬問題
みつばちを飼うにあたって1番心配していたのが、農薬の問題。
近くには水田の他に柿畑があります。
果樹園というものはどうしても薬を撒くものなので、これでみつばちたちが全滅したり、CCD(蜂群崩壊症候群)を起こしたりしないか心配だったのです。
正直、以前はかなりいたという日本みつばちがこの周辺で最近見られない(実は日本みつばちの待ち箱もいくつか仕掛けたのですが、ひとつも捕獲できませんでした…。)のはこの柿の農薬のせいなのでは…?という疑いも持っていました。
で、ついにおととい、柿畑の所有者さんがやってきました。
「明日は薬撒くから洗濯物を外に干さないでくれ」
洗濯物もだけど、うーん、蜂はどうなんだ。
柿畑の所有者さん曰く「いや蜂は大丈夫だろう!」(←根拠なし)
ちなみに、うちのみつばちたちの出どころであるKさんの蜂場はリンゴ畑です。
リンゴは柿よりもうんと薬を撒くと聞くので、以前Kさんに農薬被害について聞いたことがあるのですが、
曰く「別に関係ないぞ!」だそうで。
本当かなあ…。
ともあれ、
今のところみつばちたちは特に変わった様子もなく普段どおり活動しています。
ちょっと安心。
話は変わって。
最寄りのハリエンジュ(←いわゆる「アカシア」と呼ばれている木。本名はハリエンジュまたはニセアカシア)まで3kmと微妙な距離なので(西洋みつばちの守備範囲は2~3kmだそうです)、河川敷にてこぼれタネから発芽したと思われる幼木を何本か掘り出してこっそりいただいてきました。
まあ小さい木は夏になると全部伐採されているので、いただいても別に怒られないかなと…。
ところが根っこが深すぎて掘り切れずぶちぶち切れてしまったので、植え替えてしばらくしたら葉っぱが落ちて枯れ木状態になってしまいました。
でも生きているような気がしたのでそのまま水をやっていたら…
出ましたよ。
さすがはマメ科。すごい生命力。
4本中2本は生存を確認しました。
もう少し育ったらみつばちたちの近くに植えようと思います。
ハリエンジュの花が頭上で咲いてくれたらみつばちたちも喜ぶんじゃないかな~。