日本みつばちと西洋みつばちの違い
日本みつばちがうちのみつばちの蜜を盗みにきています。
日本みつばちに好きに出入りされている極弱群、もはや建て直しようがないので、他の群と合同することにしました。
巣箱をあけてみたところ、女王ばちも見当たらないので、巣枠にわずかに残ったはちたちに、におい消しの日本酒んを吹き掛けた上で別の巣箱に入れて、合同終了。
残った空の巣箱を見ると、すみにみつばちの死骸がたくさん…。
ダニにやられたはちたちかと思いきや、日本ばちっぽいものが結構混ざっています。
持ち帰って調べてみることに。
日本みつばちと西洋みつばちの見分け方は、日本みつばちの方が少し小さい、黒っぽい、上向きにとまる、などあるのですが、個体差もあるので、確定は難しいです。
分類学的には後翅の翅脈の形状で判断力するそうです。
めったに使わない顕微鏡に登場いただき…
西洋みつばち。
Y型になっています。
日本みつばち。
こちらはH型。
本当に日本みつばちだった…!
盗みに来たものの反撃されて死んだのでしょうね…。
ちなみにスズメバチもH型でした。
山の日本みつばち、無事に冬を乗り越えて(餌となる弱群の蜜は片付けちゃったけど)、春になったら待ち箱に入っておくれー。