蜜を漉す
蜜絞りの続きです。
遠心分離機で絞った蜜は、まずざるでざっと漉して、続いて布でじっくり漉します。
愛読書『養蜂大全』によると、オーガンジーを使うとあるので、さっそく入手。
オーガンジーというのは、ナイロンでできた平織布で、ウエディングドレスなどに使われるふわっとしたやつです。
じょうごに布をかけて、タンクから蜜を注ぎます。
が。
遅い…。
遅すぎる…。
これじゃ日が暮れるよ…と思ったら、日が暮れるどころか丸一日経過してもたいして進んでいない。
見れば、じょうごの下から出る蜜は針の細さ。
ううむ。
やはりKさんのいうとおり7500円の蜜漉し器を買うしかないのか…。
と思ったら、またもやAmazonで1900円のを発見したので、とりあえずポチリ。
(1900円が高いのか安いのかもはやよくわかりません)
でも届くのは数日後の予定。
さて、オーガンジー濾過中の蜜です。
気づくと、針の細さですらなくなって、もうじょうごから蜜が落ちていない…。
なんてこった。
温度が低いと粘度が上がって漉しにくくなるのだろうか?
と思いあたたかい部屋に移動してみたら、針は復活。
しかし、針。あくまで、針。
続いて、布の目にゴミが詰まって通りにくくなっているのでは?
と思い、布を替えてみることに。
そうして布を持ち上げてみたら、
なんとしっかり落ちるではないか…!
じょうごの壁と布が密着していたので漉せなかっただけだった…。
なんて初歩的なミス。
たぶん布を吊り下げる台でも作ったらいいのでしょうが、目を離しているうちに台が倒れて大惨事、がすごくリアルに想像されたのでさしあたり却下。
手で布を持って蜜が落ちるのを待つ、というとても単純かつスローな方法に切り替えました。(暇だな~、自分。)
こうして無事に濾過終了。
次回蜜絞りする時は、1900円の蜜漉し器の性能を確認したいと思います!