No bees, No life!~養蜂日記~

みつばちたちに振り回される養蜂初心者のあれやこれやの記録です。

蜜絞り!!

栗の花が咲くまで秒読み。

うちの周辺は栗の木が多いので、花が咲くと一帯がすごい匂いにつつまるくらいです。

栗の蜜はなかなか個性が強烈なので(それはそれで結構好きだけど)、栗の蜜が入る前に一度蜜を絞りたい!で、味をみたい!

と思いました。

 

というわけで、Made In Chinaの安い遠心分離機を購入。

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養蜂問屋で買うと軽く10万くらいいくこの機械。

Amazonで2万弱で手に入ります。しかも(日本に在庫があれば)翌日配送。

まあ説明書もろくについていないし、汚れもあったけど(洗ったら落ちた)、趣味の養蜂で使うくらいにはまあよいかなと。

構造自体は単純なので、古い洗濯機を使って自作する人もいるらしいです。

 

ベティさんちとキャシーさんちから巣枠5枚を回収してきて、家の中で蜜絞り作業に入ります。

蜜に十分蓋がかかれば蜜絞りできるそうです。(蓋がかかったところは糖度が高いので絞ってよいということですが、どれくらいが「十分」なのかは資料により異なる。「全面蓋がかかってから」という本もあれば、「1/3かかればよい」という本もあります。)

こんな感じのを絞りました。(白っぽいのが蓋のかかった部分)

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パン切り包丁で蓋を薄くそぎ落とします。

取った蓋はざるに入れてみつと蓋を分離し、蓋は蜜蝋としてキープ。

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蓋をそいだ巣枠を遠心分離機に差し込んでハンドルを手動でぐるぐる回すと、下の方に蜜が溜まってきます。

コックを開けると…

とろーり

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ざると布で2回漉します。

ざるはともかく、布で漉す工程はものすごーく時間がかかるので(1日以上?)、ちょっと現実的ではないかも…。

ちょうどタイミングよくやってきたKさんに「問屋で蜜こし器を買った方がいいぞ」と言われまさに今悩んでいるところです。(高いんだよー!)

 

さて、今回とれた蜜、まさかの10kg超え。

(普通どれくらいとれるものか全然知らなかったんです…。)

何に使おうかな~。