続・スズメバチ
スズメバチ対策の続きです。
養蜂用のスズメバチ捕獲器(Kさんオススメの長野式というやつ)を取り付けました。
巣門の前でみつばちを捕まえたスズメバチが飛び去ろうとすると、この捕獲器に入って出られなくなる、という代物。
(構造は簡単ですが、捕獲能力は高いです)
富士山みたいな網のトンネルを抜けた上階は、二度と戻ることのできない死のトラップです。怖!
さて、今週は2度目の蜜絞りも行いました。
今回は3群全部絞ったので、エイミー、ベティ、キャシーそれぞれで蜜を分けて、味を比較してみました。
同じ時期に同じ場所で飼っているのでそんなに違わないかも…と思ったのですが、どうしてなかなか、3者3様に味がちがって面白いです。
西洋みつばちはいい蜜源があれば一斉にそこに訪花するという性質があるのですが、蜜源が何種類かあれば群によって選ぶ蜜源が違うようです。
ちなみに、内検に1番苦労している気の強いエイミーさんちの蜜が、濃厚で1番おいしいです。
↓下にかなり自由巣が伸びてしまった巣枠。
継箱をしたときに、下の巣箱と上の巣箱で巣枠の数を揃えないとこういうことが起きます…。
育児スペースをなるべく確保して分蜂を防ぐため、上の箱と下の箱の間に隔王板を入れていません。
そうすると上下の箱の内部は一続きになるため、上下の巣枠の数が一致せず上の巣枠の下に空間ができると、このようにどんどん巣が増設されてしまいます。
この自由巣はまだ蜜が入っていないので、蜜蝋用に確保。
それにしても、キイロスズメバチは1回の襲撃でみつばちをせいぜい1匹さらっていくだけですが、私ときたら1回の内検で何十匹もつぶしてしまう上、はちみつを巣枠ごと奪っていきます。
みつばちからしたら、スズメバチ退治とか言っている私の方が、スズメバチよりずっと怖いやつなんだろうなあ…。