No bees, No life!~養蜂日記~

みつばちたちに振り回される養蜂初心者のあれやこれやの記録です。

泡フェスで、ハチ酵母

泡フェス

というものに行ってきました。

シードルとクラフトビール(&つまみ)のイベントです。

名店カモシカシードルはじめ、伊那谷を中心とするシードルとクラフトビールを飲み比べできるとってもしあわせなイベント♪

 

え?ハチ関係ないじゃんって思いました?

いえいえ。

すごいシードル見つけたんです。

なんと、アシナガバチ酵母マルハナバチ酵母を使って仕込んだシードル!!!

アシナガバチ酵母って!(驚)

マルハナバチ酵母って!(驚)

なんでも、ハチをすりつぶしたものから酵母を抽出して培養するんだとか。

残念ながらその会社は、リンゴは自社畑で作っているものの、ハチ酵母アメリカから購入しているんだそうです。

(ぜひハチ酵母伊那谷産のものを使っていただきたい!ハチなら提供するけど(笑))

ミツバチ酵母とか、スズメバチ酵母、なんてものもできるかもしれませんね~。

 

松川町のVinVieさんというワインとシードルの会社です。

今後、目を離せません!

スズメバチが怖くて夜行性化

先週までは一度に2、3匹しかいなかったスズメバチ

今朝見回りに行ったらいきなり10匹くらいブンブンたかっていました。

 

ブンブン飛んでいたのはキイロスズメバチですが、トラップにはこれまであまり見かけなかったオオスズメバチもゴロゴロ…。

スズメバチスズメバチと言い続けて久しいですが、シーズンはさらに盛り上がりをみせております!

 

冬越しに向けて群れを強化すべく練り餌を与える予定が、スズメバチが怖くてなかなか巣箱に近づけない自分…。

悩むこと10分。なんとか近づいて箱を開けるも、みつばちたちもスズメバチの襲来でピリピリしているのですぐさま攻撃態勢。

ちょっと蓋開けて餌を置くだけだし…とか思って燻煙器を持ってこなかったのが間違いでした。

結局餌を置くことができず、撤退。

 

スズメバチは朝夕の涼しい時間帯によく来るという話なので、裏をかいて真昼間に行ってみました。

…いるし。

…朝と同様10匹以上ブンブンしてるし。

ビビりな性格なので、もうあきらめて日暮れを待ちます。

 

夜。

さすがにスズメバチ、いません。(当たり前です、夜ですから。)

みつばちも静かです。(当たり前です、夜ですから。)

ささっと蓋開けて、ささっと餌置いて、蓋閉めて、おしまい。

それだけのことですが、日中スズメバチがたかっている中でやるのは勇気がいります。

 

しかし練り餌はあと1~2回やらないといけないのです。

 

あー早く冬にならんか。

スズメバチの蜂蜜漬け

スズメバチ捕獲器にオオスズメバチが入りました。

しかもまだ生きてる!

せっかくなので、ぜひやりたいことが…。

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箸でつまんで、蜂蜜へダイブ。

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念願の(?)、スズメバチの蜂蜜漬け。

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驚くべきことに、蜂蜜漬けにされても丸1日動いていました…。

(さすがに2日目には死んだもよう。)

 

この生命力が、滋養強壮に役立つんでしょうか…。

ひたすらスズメバチ!

毎日スズメバチのことで頭がいっぱいです。

これは・・・恋?(笑)

 

ペットボトルトラップ、なかなか性能がいいです。

とにかくコスパが最高。

 

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中に入れる誘引液ですが、基本的には、

酒(日本酒でも焼酎でも)+酢+砂糖またはジュース(カルピス、オレンジ、ブドウなど)

を、その時台所にあるものから選んで適当に混ぜています。

ネットで調べると、カルピスやブドウジュースがよいという話が結構ありますが、地域によりスズメバチの好みには差があるそうで、試した結果今のところうちの辺で人気なのは、

焼酎+酢+ブドウの皮(+気分で氷砂糖)

割と辛党かも?

 

 

今朝はエイミーさんちの玄関前でキイロスズメバチらしきハチが倒れているのを発見。

エイミー群が殺したのか?

さ、さすが…。

で、15分後に見に行ったらもう地面に捨てられてました。

 

 

さて、我が家の小学1年生の夏の宿題。

うちで捕獲したハチたちの樹脂標本です。

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うん、いろいろいるね!

職業 養蜂家

ダニ用の薬は養蜂協会経由で購入します。

注文するとこういうハガキが来て、記入して送るようにと指示されます。

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「注文者」欄の中ほどにご注目。

デフォルトで「職業 養蜂家」となっています。

 

なんだかにやり。

 

性格いろいろ

お盆を過ぎると信州は急激に涼しくなります。

朝晩はもう秋風♪

 

涼しくなると登場するのが・・・

スズメバチ

 

朝夕の見回りでスズメバチを2、3匹潰すのが私の日課です。

まあ2、3匹駆除したところでどうなるというものでもないのかもしれませんが…。

 

ところで、うちのみつばちたち、基本的には親戚同士のはずですが、群ごとに結構性格が違います。

スズメバチにおいてもそれが現れるようです。

 

ベティさんちの朝の様子。

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朝はあまり出入りがなく、門番たちが巣門前で円陣を組んで防御態勢を固めています。

昼になると蜜集め部隊が出てきて蜂の出入りも盛んになりますが、その間も門番たちはひたすら円陣を組み続けます。

(蜜集め部隊が朝寝坊なのか…?)

 

 

同く朝のエイミーさんち。

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こちらはあまり円陣を組みません。

朝から蜂の出入りが激しく、せっせと蜜&花粉集めにいそしんでいます。

仕事が雑なので(?)花粉が巣門前に黄色い花粉がこぼれてしまっているのが見えます。

がんばって働いているのはいいのですが、外をぶんぶん飛び回るので、スズメバチの格好の獲物になっています…。

 

ちなみに1番おとなしいキャシー家は、現在ダニの影響で群勢が弱まりぎみ。

なんとか冬が来る前に立て直してほしいものです…。

キリマンジャロのみつばち

先日見たドキュメンタリー。

ケニアキリマンジャロ山麓では野性のみつばちの分蜂群を捕獲して飼っているのだとか。

飼い方としては日本みつばちと同じなんだなーと思って見ていたら。

ワイヤーで吊るされてブラブラしている巣箱(横長型)を畑の周りに何十も置いている。

なんでそんなたくさん?

ていうかブラブラしてていいのか?

と思ったのですが、

 

なんと。

これはみつばちで作るフェンスなのだそう。

 

何のためかというと、

ゾウよけ。

 

ゾウは大きな図体の割にみつばちがとても苦手で、ちょっとブーンと来ると逃げてしまうんだとか。

ゾウに畑を荒らされて困っている農家の人たちは、こうしてみつばちフェンスで畑を囲むことでゾウを防いでいるんだそうです。

しかもはちみつも取れて一石二鳥♪

みつばちの新たな可能性見たり、です。

 

日本だと、みつばちの巣箱は逆にクマを呼び寄せてしまうけどね…。