ひたすらスズメバチ!
毎日スズメバチのことで頭がいっぱいです。
これは・・・恋?(笑)
ペットボトルトラップ、なかなか性能がいいです。
とにかくコスパが最高。
中に入れる誘引液ですが、基本的には、
酒(日本酒でも焼酎でも)+酢+砂糖またはジュース(カルピス、オレンジ、ブドウなど)
を、その時台所にあるものから選んで適当に混ぜています。
ネットで調べると、カルピスやブドウジュースがよいという話が結構ありますが、地域によりスズメバチの好みには差があるそうで、試した結果今のところうちの辺で人気なのは、
焼酎+酢+ブドウの皮(+気分で氷砂糖)
割と辛党かも?
今朝はエイミーさんちの玄関前でキイロスズメバチらしきハチが倒れているのを発見。
エイミー群が殺したのか?
さ、さすが…。
で、15分後に見に行ったらもう地面に捨てられてました。
さて、我が家の小学1年生の夏の宿題。
うちで捕獲したハチたちの樹脂標本です。
うん、いろいろいるね!
職業 養蜂家
ダニ用の薬は養蜂協会経由で購入します。
注文するとこういうハガキが来て、記入して送るようにと指示されます。
「注文者」欄の中ほどにご注目。
デフォルトで「職業 養蜂家」となっています。
なんだかにやり。
性格いろいろ
お盆を過ぎると信州は急激に涼しくなります。
朝晩はもう秋風♪
涼しくなると登場するのが・・・
まあ2、3匹駆除したところでどうなるというものでもないのかもしれませんが…。
ところで、うちのみつばちたち、基本的には親戚同士のはずですが、群ごとに結構性格が違います。
対スズメバチにおいてもそれが現れるようです。
ベティさんちの朝の様子。
朝はあまり出入りがなく、門番たちが巣門前で円陣を組んで防御態勢を固めています。
昼になると蜜集め部隊が出てきて蜂の出入りも盛んになりますが、その間も門番たちはひたすら円陣を組み続けます。
(蜜集め部隊が朝寝坊なのか…?)
同く朝のエイミーさんち。
こちらはあまり円陣を組みません。
朝から蜂の出入りが激しく、せっせと蜜&花粉集めにいそしんでいます。
仕事が雑なので(?)花粉が巣門前に黄色い花粉がこぼれてしまっているのが見えます。
がんばって働いているのはいいのですが、外をぶんぶん飛び回るので、スズメバチの格好の獲物になっています…。
ちなみに1番おとなしいキャシー家は、現在ダニの影響で群勢が弱まりぎみ。
なんとか冬が来る前に立て直してほしいものです…。
キリマンジャロのみつばち
先日見たドキュメンタリー。
ケニアのキリマンジャロ山麓では野性のみつばちの分蜂群を捕獲して飼っているのだとか。
飼い方としては日本みつばちと同じなんだなーと思って見ていたら。
ワイヤーで吊るされてブラブラしている巣箱(横長型)を畑の周りに何十も置いている。
なんでそんなたくさん?
ていうかブラブラしてていいのか?
と思ったのですが、
なんと。
これはみつばちで作るフェンスなのだそう。
何のためかというと、
ゾウよけ。
ゾウは大きな図体の割にみつばちがとても苦手で、ちょっとブーンと来ると逃げてしまうんだとか。
ゾウに畑を荒らされて困っている農家の人たちは、こうしてみつばちフェンスで畑を囲むことでゾウを防いでいるんだそうです。
しかもはちみつも取れて一石二鳥♪
みつばちの新たな可能性見たり、です。
日本だと、みつばちの巣箱は逆にクマを呼び寄せてしまうけどね…。
刺されます
最近よく刺されます。
みつばちに刺されると、その瞬間は「いたっ」程度ですぐ痛みはなくなるのですが、半日か1日後からかゆくなって赤く腫れてきます。ブヨに刺された時みたいな感じで結構不快です。
スズメバチがうろうろしだしたのでみつばちも気がたっているのか、ちょっと内検しただけで刺されます…。
刺されると、いったん家に戻り、装備を外し、針を取って、ポイズンリムーバーで毒を吸い出す、という一連の工程をこなさなければならないのでとっても面倒です。
そのあとで、もう一度全部装備をつけて、燻煙器を着け直し、内検に戻る、、のはさらに面倒です。
そんなわけで内検が中途半端な今日この頃…。
ちゃんとやらなきゃなーとは思うのですが。
ところで、エイミーさんちはいつも巣門まわりにはちがどっさり出ているのに、キャシーさんちはなんだかまばら…。
キャシー家に問題発生中?と疑って内検してみたものの(ただし、上述の理由により継箱しか見れず)、巣内にははちはどっさりいるし、一旦開けるとみんな外に出てくるので巣門前はエイミー家ばりに混雑するし。
何なんだろう…と思っていたところ、千里眼(?)のKさんからタイミングよくお電話が。
「巣門前にたくさんはちが出てるか?出てないなら巣枠が多すぎるから減らせ。」とのこと。
確かに、先日の採蜜で、キャシーさんちは少々欲張って3枚絞ったので空巣枠を3枚入れたのでした。(エイミー家は1枚しか絞らなかった)
なるほど、スペースが多すぎたか…。
それじゃあ週末にでも巣枠を抜いて分割板を入れようかな、と思っていたところ、なぜか群勢が復活するキャシー群。
ここ2、3日はキャシー家も巣門前が混雑しています…。ううむ。何なんだ…。
↓これはエイミーさんち。
白い花粉をがっつり付けて戻ってくるみつばちをよく見かけます。
きゅうりでもひまわりでもないし、何の花粉だろう?
糖度80
糖度計を入手しました。
アタゴのPAL-2。
糖度計といえば、アタゴです。
高いけど、みつばち飼いとしてはやっぱり必要かなと。
丸いところにはちみつを少量のせてSTARTボタンを押すだけ。
数秒で糖度が表示されます。
機械苦手なわたくしでも余裕で使えますよ。
とりあえず測ってみた春の蜜、81.6度。
80度超えしたので、一安心。
糖度75度以下の蜜は発酵してしまうそうで、一般的には80度程度あれば蜂蜜として合格らしいです。
この高い糖度ゆえに蜂蜜は腐ったりしません。
そもそも花の蜜の糖度は40度くらい。
それをみつばちたちが巣箱に集め、せっせと扇風して水分を飛ばし、80度くらいまで糖度を上げて蜜房に蓋をして保存するわけです。
国産の蜜は、1種類の花の蜜を採るために、全面に蓋がかかっていない(=まだ水分が十分に飛んでいない)状態で絞ることが多いです。よって糖度がやや低めなのだとか。
一方、ヨーロッパや、オーストラリア、ニュージーランドの蜂蜜は、1年間貯めた蜜を年に1回だけ絞るという方法が多く、いろんな花がブレンドされた百花蜜ですが、糖度の高いものが採れるのだそうです。(もちろん花の種類も影響します)
それに、水分を飛ばすのだから、オーストラリアとかギリシャとか、もともと湿度の低い国の方が有利でしょうね。
確かにヨーロッパやオセアニアの蜂蜜は濃厚で甘さの強いものが多いです。
ミャンマーやラオスなど東南アジアの蜂蜜を食べた経験上、湿度の高い国の蜂蜜は糖度低めのように思います(技術的な問題もあるかもしれません)。
最近、キルギスの蜂蜜なるものが売られているのを見かけますが、中央アジアやモンゴル辺りで養蜂したら結構いい蜂蜜が採れるかもしれません。