No bees, No life!~養蜂日記~

みつばちたちに振り回される養蜂初心者のあれやこれやの記録です。

ベティさんち

 


今日はベティさん(B群)の内検。

蓋をあけると、

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最初はこんな感じ。

ベティ群は隔王板を入れずに2段にしてしまったので、できればベティさんを見つけて下の段に移し、隔王板を入れたい。

 

しかし、巣枠を1枚1枚取り出してチェックするだけで30分とか経ってしまう手際の悪さ。

 

そうこうしているうちに、

ぶわああああああ

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この中からたった1頭のベティさんを探すとか、無理じゃん?

 

というわけで今回も隔王板を入れられず…。

 

しかも最後の方は蜂たちが興奮してもはや収拾がつかない状況になり(←手際が悪いからです)、焦って継箱や蓋を乗せたのでかなりの数の蜂たちをつぶしてしまう…。

ベティさんがその中にいなかったことを祈ります(涙)

みつばちたちは、仲間がつぶされるとわかるらしく、「ブチュッ」といくと、一斉に「ブーーーーン」と攻撃してきます。

この美しい家族愛!

つぶしてごめんよ…。

 

 

さて、今日の子供たち(人間)のおやつ。

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風よけ&日よけ設置

最近、風の強い日が多いです。

巣箱に帰ろうとして風にあおられてよろよろふらふらしているみつばちたちが続出。

まあ、ふきっさらしの空き地に巣箱を置いてるしなー

と気の毒になったので、風よけ兼日よけ(ビニルハウスの骨組みに、白い遮光ネットを張った)を設置しました。

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向かって右が西なので、西日&風が強いのです…。

遮光ネットでいくらかましになるとよいのだけど。

(ただ、今のところ、勢いよく巣箱から飛び出したはちたちが、遮光ネットに阻まれるという事態にもなっている…。)

ちなみに向かって左は桑の木が生えているので、午前中は木陰になります。

桑の木が蜜源植物だったらいうことなしだったんだけど!

ABC

3つの巣箱を便宜上、A群、B群、C群 と呼んでいたのだが、それじゃあちょっとつまらないので、名前を付けることにしました。

1つの巣箱には、1匹の女王バチとその子供たちで構成された1群が住んでいます。

なので、女王バチの名前をつけよう!

というわけで。

 

Amy(エイミー)

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どうやら気が荒いので、内検時に大騒ぎになり途中で撤退することもしばしば。

一時仕事放棄(卵&幼虫があまりなかった)になったため、まだ一段。

 

Betty(ベティ)

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勢いがあるので最初に2段にしたものの、その時にベティ本人が見当たらなかったため隔王板を入れられなかった。

今も勢いは強く、無駄巣をせっせと作っているもよう。

 

Cathy(キャシー)

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Kさんからおまけでもらった群で、女王を抜いてあるはずだからそのうち王台を作るぞ、と言われていたものの、実はキャシーは存在していた…という群。

最初はいまいちだったけど最近勢いがあるので、隔王板を入れて2段にしてみた。

 

名前がある方が親しみがわく気がする…。

カナメモチ

蜂飼いの人たちが装着しているメガネがあります。

みつばちがやってくると自動的にこのメガネがついてくるので、それ以降、このメガネを通してしか世界が見られなくなります。

その名も「蜜源メガネ」。

てれれてっててー♪(←ドラえもん風?)

 

とにかく周りの草木の見方が変わるんです。

あー蜜源になりそうだなー、とか。

あー花咲いてるけどみつばち来てないなー、とか。

ひたすらみつばち目線になります。

 

さて。

うちの庭に生えている、少し前から目をつけていた木。

小さい白い花が固まって、いかにもはちが来そう!

 

それが、満開になりました。

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虫たちの羽音がうわんうわんいっていますよー。

カナブン、蝶、アブ、クマンバチ、などなど。

 

でも、よくよく見ると、みつばちはあまりいない気が…?

むしろカナブン大勢力。すごい数…。

 

調べてみたところ、おそらくカナメモチという木のようです。

「モチ」というからには、有力な蜜源植物として名高い「トウネズミモチ」の仲間か!?

と鼻息荒くなってしまったのですが、名前が似てるだけで全然違う植物らしい…。

(カナメモチはバラ科トウネズミモチはモクセイ科。)

残念…。

それでもカナメモチもそれなりに蜜源にはなるようなので、がんばって蜜を出していただきたいと思います。

 

にしても、この時期みつばちたちが何の花の蜜を集めているのか謎です。

庭や畑の花に特に集まっている風もないし、山の方に蜜集めに出かけているんだろうか…。

 

マヌカハニー

はちみつの王様、マヌカハニー

ニュージーランドのマヌカという木の花からとれるはちみつです。

抗菌作用がとても高いはちみつで、効果がいろいろ謳われるはちみつの中でも医学的お墨付きがあるのはマヌカハニーだけらしいです。

味も、独特の風味があって美味しいです!

が・・・

お値段がめちゃくちゃ高い・・・。

はちみつフリークの私でもおいそれと手がでないくらい。

 

マヌカってのはニュージーランドにしか生えないすごく特殊な植物なのか?と思ったのですが、

調べてみたら、日本でも普通に植えられている木だそうで。

日本ではギョリュウバイと呼ばれています。

 

そこで。

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うちのみつばちさんにもマヌカハニーを作っていただこう!!

 

まずは花を咲かせるところから・・・。

スズメバチ!!

5月というのにもうこやつが…!

みつばちの大敵、スズメバチ

早速撃退。

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この時期のスズメバチは巣に適した場所を探している女王バチの単独行動なので、この時期の1匹は、のちの100匹~になります!(お盆過ぎにから秋にかけて巣も群も巨大化する)

悪いけど、今のうちにせっせと始末させていただきます。。

扇風隊、登場

夜は巣門を狭めて防寒しているのに、昼間は5月としては記録的暑さだそうで、うちの辺でも25℃を超えた模様。

暑くなると、風を送ることで巣箱を冷やす扇風隊が登場します。

みつばちの行動で個人的には1番かわいい!と思うこのけなげな姿。

巣門前で足を踏ん張って羽をふるわせているやつが扇風隊。↓

たまに、蜜を集めて戻ってきたはちにぶつかられてよろけたり…。

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この扇風行動、日本みつばちと西洋みつばちでは向きが逆なんだそうです。

日本みつばち:お尻を巣に向け、巣に風を送る

西洋みつばち:お尻を外に向け、巣からの熱い空気を外へ出す

面白いです。