No bees, No life!~養蜂日記~

みつばちたちに振り回される養蜂初心者のあれやこれやの記録です。

花粉だんご!

信州の山奥にも遅い春の気配です。

同じ市内でも少し山を下れば梅が満開ですが、うちはこんな感じ・・・

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まだまだつぼみ。

でもだいぶ色づいてきたぞ。

 

みつばちたちも天気が良い日は活動し始めております。

辺りに花なんてほとんど咲いていないように思えるのに、ちゃんと花粉だんごを足にくっつけてせっせと巣箱に運んでいます。

 

みつばちがぶんぶんしている様子を見るのも久しぶりなので、思わず巣箱に張り付いて何分も眺めてしまいますよ。

健気だねえ~

かわいいねえ~

 

数日前は白い花粉ばかりでしたが、今日は白いものと黄色いものが見られました。

白い花粉の源は、たぶんこれ。

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オオイヌノフグリ

 

こーんなちっちゃい花からもちまちまと花粉を集めてくるんですね。

いや、すごい。

みつばちゲーム

おもちゃ屋でこのようなものを見つけました。

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ハラハラドキドキ!みつばちゲーム、とな。

真ん中のトレイ(のようなもの)にハニカム型の小さいビーズ(のようなもの)をばらまき、それをはちに捕まらないようにトング(のようなもの)でつまんで出す、というおもちゃのようです。

 

うーん…

このハニカム型のビーズはいったい何を象徴しているのか…。

はちみつ?(はちみつは六角形か?)

いやいや、みつろう?(巣房がみつろうで作られているという意味では間違ってはいないけど…)

トングでビーズを挟むだけって「対象年齢6歳以上」には簡単すぎるのでは?(ちなみに下記の類似おもちゃは対象年齢3歳。)

ていうかスケップにはち一匹だけって…。犬小屋から顔出して水を飲んでいる犬に見える…。

…ツッコミどころの多いおもちゃです。

 

似たようなものに、モンテッソーリ教育のおもちゃで、六角形の穴に入っているはち(かわいい!)をピンセットでつまみ出す、というものがあります。

さすが、こちらは木製で、色合いもきれいでかわいらしいです。(乳幼児がいれば買うんだけどな…。孫が生まれたら買おうかな…。)

でもやってることは、信州のおっちゃんたちがスズメバチの幼虫(いわゆる蜂の子)を巣からほじりだすのと同じかも。

 

 

みつばち系ゲームといえば、最近プレステでBee Simulatorなるゲームが出たらしい。

www.youtube.com

こちらは、自分が働きバチになって飛んで行き、花粉を集めたりスズメバチと戦ったりするゲーム(Youtubeで大体の感じがわかる)。

なんてニッチな…と思ったらポーランドの会社が作ったのだそう。やるなあ。

 

 

今年の養蜂問屋のカタログには、なぜか子供用の面布や養蜂着が新しくラインナップに加わっていました。

子供たちもみつばちに親しむ時代が来たのでしょうか。

みつろうラップで脱プラ

養蜂問屋からカタログが届く季節になりました。

春の訪れを前にはち飼いたちがそわそわする時期です。

 

しかも今年は暖冬で、1月でも天気のいい日にはみつばちたちが外に出てきている始末。

あー花の開花が待ち遠しい。

 

と、思っていたら今夜は今季最強の寒波でマイナス10℃くらいまで冷え込むとか。

油断大敵ですねえ。

巣箱内の貯蜜が足りているかちょっと心配です。

 

さて。

冬の作業といえば、スズメバチの標本作りと、みつろう遊びです。

(いや、プロの養蜂家さんたちは巣枠づくりとかやっているんでしょうけど)

みつろうラップというものを作ってみました。

 

作り方は超簡単。

綿の布にみつろうのクズ(細かくないと溶けにくいので)を乗せて、クッキングシートの上からアイロンで溶かして染み込ませるだけ。

とりあえず試作なので、適当な布で、適当に感じにやってますが…

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手のぬくもりでやわらかくなるので、こうして器に沿わせて形を保つことができます。

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けっこうぴったりくっつきます。まさにラップ。

電子レンジにかけたり生ものを包んだりはできませんが、残ったおかずの入ったお皿にラップして冷蔵庫へ…という感じで使うのには十分なのでは。

洗って何度も利用できるようです。

 

そして、やっぱり柄物の方がいい感じですね。

いかした柄の布を選べばより◎

 

脱プラスチックかまびすしい昨今ですが、実際「プラスチックごみ」の量の多さにうんざりする毎日です。

包み紙、容器、そしてラップ。

プラスチックごみって、なんであんなにたくさん出るんでしょうか。

我が家は薪ストーブとコンポストがあるので「燃えるごみ」を出す量は割と少ないですが、プラスチックは自宅で処理できないので、あればあるだけごみにまわすはめになります。

みつろうラップで少しでもプラごみが減らせたらいいなあ。

しかも余ったみつろうのクズを利用できるというのもありがたい。

 

布の種類&柄や、みつろうの量を調整してもう少し研究してみよっと。

みつばち、出てくる

今年は、1月なのに雪ではなく雨が降ったりしている暖冬っぷりです。

今日も気温は10℃超え。

みつばちたちも巣からかなり出てきてるし。

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かなりぶんぶん飛び回っていましたが、出てきて何をしてるんでしょうね。

暖冬といってもさすがに花は咲いていないのに…。

 

暖かすぎて女王蜂が卵を産み始めてしまわないか心配です。

雪原の巣箱

暖冬だ暖冬だといわれていますが、ようやく雪が!

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巣箱は、桑の木&ビニールハウスの屋根の下にあるので、雪をかぶることはありませんが、

・・・うーん、寒そう。

こんな雪の中でも、みつばちは巣箱の中でひとかたまりになって羽を震わせることで熱を起こしているんです。

みつばちのかたまりの温度は常に30℃くらいになっているそうです。

外は氷点下なのに!

(ていうか我が家は室内でも氷点下だったり・・・。)

冬も見えないところでいっぱい働いているんだねえ。

 

こちらは寒さに耐えるタンポポ

春になったらみつばちの食事をよろしくお願いしますね。

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同じく寒さに耐える桜の木。

春1番の蜜はこの桜の蜜が入ると思います。楽しみ!

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今年もあと1週間。

春が待ち遠しいなあ。

女王バチ発見!

今年も残すところあと半月。

ハチたちは冬ごもり中です。

 

薪割りをしていたら、ぱかっと割れた薪の中にこんなやつが!!

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冬越し中のキイロスズメバチです。(真ん中あたりの黄色いの)

 

群れで冬越しするみつばちと違い、スズメバチは、秋の終わりに働きバチは全部死んでしまい、冬越しするのは女王バチだけです。

ということは!

女王バチゲット!!

 

この時期の女王バチ1匹は、来年の働きバチ数百匹~数千匹に相当します。

それを捕獲できるなんてラッキー♪

樹脂標本化、決定です。

ハチ飼いの冬

週末、Kさんちのハチの様子を見たら、はちがぶんぶん出入りしていました。

Kさんとことうちの標高差は2~300メートル。

うちのハチたちは完全に冬ごもり態勢でほとんど出てきません。

 

冬のハチ飼いは暇です。

というわけで、今日もハチの樹脂固め。

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スズメバチももう飛んでいないので、先月せっせと捕獲したものをコツコツ固めていくしかありません。

死体をほっておくと乾燥して背中が丸まってしまうので、死後早めにティッシュの上で伸ばしたりします。

丸まってしまった場合は軽く茹でるのもOKです。

やわらかくして再度伸ばしましょう。

でも丸まった形のものもそれはそれでおもしろいです。

なお、スズメバチの殻はかなり固いですが、みつばちは体がもろいので、死後すぐに固めないとボロボロになってしまいます。

気をつけましょう。(←誰に言ってんだ?)

 

冬の活動その2。

はちみつの研究。

ごまの花のはちみつを発見!

最近ちょいちょい見かけるミャンマー産です。

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ミャンマー産のはちみつは他の花のものも試してみたことがありますが、味もテクスチャも全体的に薄いです。

さっぱりしていい、という見方もありますが、湿度の高い国ゆえ糖度が十分上がっていないんじゃないか?という気も…。

せっかくなので糖度計で測ってみたところ、ちゃんと80度ありました。スミマセン。

薄くてさらっとしていますが、味自体はちょっと黒蜜っぽくてなかなか興味深い味です。

アイスやプリンにたらして食べたらおいしそう。和スイーツとか♪

(ちなみにごまの風味はありませんでした。)