梅雨時のみつばち
雨ばかりなのでみつばちたちはあまり蜜を集めに行けず、なかなか貯蜜が増えない様子。
でも女王ばちと内勤ばち(家事育児担当)はいつもどおりせっせと働いているので、はちが増える増える。
蓋を開けるとこんな感じ。
うじゃうじゃうじゃ。
はちが多いのはいいことだけど、大所帯になるとなんだかとにかくいろいろ大変。
煙をかけてどかせようとしても、ゾンビみたいに後から後からはいのぼって来るし
この中からたった1匹の女王ばちを見つけるとか奇跡に近い(少なくとも私には)。
近頃は女王ばち探しはもう諦めて、幼虫がいればそれでよしとしています…(幼虫がいる=女王が少なくとも最近まで産卵していた、という理解)
もちろん外勤メンバーも、雨がちょっとでもやめば働きに出かけています。
きゅうり
とうもろこし
早く梅雨が明けるといいね。
分蜂か!?
梅雨の晴れ間。
ややっ!
すわ、分蜂か!?
慌てて内検を強行してみるも、王台ができている様子もなく、産卵や貯蜜スペースが足りないという感じでもなく。
分蜂でないとしたら、いったいなんなんだ、この状況はー。
蒸し蒸しするからちょっと外の風にあたりに、とか?
いやいや、こんだけ密集してたら外でも蒸すでしょ!
結局理由不明のまま本日終了。
謎です。
みつばちの言葉が分かったらいいのに。
ビンのこと
うちのはちみつのビンは六角形です。
なぜって…
ほら。
ね!
蜂の巣でしょ!
自己満足なビン詰め作業中です。
はちみつの朝
はちみつはもちろん売るほど(笑)あるのだが、それでもなお違うはちみつを見れば買ってしまいます。
こーんなに色合いも違うんです!
レザーウッド、うちの百花蜜、クロガネモチ、そば。
並べると美しい❤️
味ももちろんそれぞれぜんっぜん違います。
それぞれに合う食べ方を研究するのもまた楽し。
本当に奥深いのです、はちみつ。
蜜蝋精製中
今年も採蜜の裏で、蜜蝋を精製しています。
まず、はちみつを絞る時に切った蜜蓋や、内検時に取った自然巣などを集めておきます。
水を加えて加熱。
蜜蝋が付くときれいに取れないので、それ用の鍋(いらない鍋とか…)を使いましょう。
蜜蝋の融点は65℃。結構すぐ溶けます。
溶けたらそのまま冷ますと、水と蜜蝋が分離します。
溶かす&冷ます を1回やってこんな感じ↓
こんな感じで表面に固まっています。割りチョコみたい。
この割りチョコだけ集めて、新しく水を加え、溶かす→固める を繰り返すと、徐々に蜜蝋が精製されていきます。
だいぶきれいになってきましたよ。
巣枠4枚分でこれくらい採れました。
みつろうラップ、キャンドル、ハンドクリームなどなど、用途はいろいろです。
ヘアリーベッチ
蜜源植物として有望(れんげに似た味)と、ものの本には書いてあります。
実は、蜂場の周りは一面のヘアリーベッチ畑。(雑草対策&緑肥用にもともと生えていた)
が!
みつばちが訪れている様子はあまりない…
ぶんぶん言っている虫は大勢いるのですが、クマバチとか、ハナアブとか、みつばち以外の虫たちです。
残念ながらうちのみつばちたちは、ヘアリーベッチにあまり興味がない様子。
むしろ、周辺に咲いているクローバーでよく蜜を集めています。
花が長いので、舌が届かないのかもしれないし、
気候が原因で蜜があまり出ないのかもしれないし、
他にもっと好きな蜜源があるのかもしれないし、
理由はわかりませんが。
「最近、何の花を訪れている?」とかみつばちに聞いてみたいものです。