ミードを作ってみたが、正解がわからない
ミード。すなわち蜂蜜酒。
蜂蜜酒。
もう字面からしてなんだか童話っぽくてよくないですか。
どぶろく文化の日本ではあまり知られていないものの、欧米ではホームメイドビールやシードルの流れで自作する人もいるんだとか。
その歴史は古く、農耕以前から醸されていた人類最古の酒だそうです。
ふーむ。
これは作ってみるっきゃあるまい。
とりあえず教科書。
が、クエン酸ならまだしも、酒石酸とかマレイン酸とかどこに売ってるんだ…。
外国の料理本は、日本では現実的でないレシピが載っていることがしばしばあります。
ネットで調べてみたら、基本的にははちみつを水で薄めて(そのままだと発酵しない。はちみつが腐らない所以。)、ドライイーストを入れればいいらしい。
ぶくぶくぶく。
おお、発酵してるしてる。
数日放置して泡が収まったらサイホンで上澄みだけ取り出して、冷やして完成!
味ですが。
うーん。まあ可もなく不可もなく。
苦くないビールというのか、香りのないシードルというのか。
以前シードルを作ったことがあるけど、結構似ています。
後からはちみつを加えて甘口にするやり方もあるそうなので、その方がミードらしさが出るのかも。
でも、そもそも本物のミードを飲んだことがないんですよね。
なので、こういうものなのか、いまひとつなのか、判断できません…。
うーん、どこかで本物を飲む機会はないものか…。