No bees, No life!~養蜂日記~

みつばちたちに振り回される養蜂初心者のあれやこれやの記録です。

Betty群、復活!!

冬越しに失敗し、超弱小群になり果てたBetty群。

Kさんには捨てろと言われたものの、わずかに残ったはちたちを見ると、女王ばち(←はちが少ないのですぐ見つかる)も生きながらえていて、どうにも可哀そうで見捨てることはできませんでした…。

しかし、春になって、隣のAmyがどんどん卵を産んで勢いを増しているのに、Bettyは卵を産む気配なし。

秋からがんばってきた働きばちたちは力尽きてどんどん死んでいき、みつばちはどんどん減っていき、B群は消滅の危機。

 

↓ちなみにこれは完全に冬越しに失敗したCathy群の春の様子。

リアル「そして誰もいなくなった」です。

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ある日、Amy群のはちたちがどっさりBetty群の巣箱に群がって、しかも巣内に自由に出入りしているらしき様子が見られました。

「これは、もしかして盗蜂(強群のはちたちが弱群の貯蜜を盗むこと)?」と思ったものの、人間にできることは特になし。

巣を開けてみると、

なんかはちが増えてる…。

Amy群のはちが入り込んでいるから?

その割には毎日いるんだけど?(盗蜂なら、盗んだらすぐ自分ちに戻ると思われる)

もしやあれはAmy群の分蜂だったのか?

そして分蜂群がB群の巣箱に居ついたのか?

だとしたらもともといたはずのBettyはどこへ?

 

なんだかよくわからないけど、春先の瀕死の状態は脱したらしいB群。

しかしあいかわらず産卵の気配はなし。

隣ではAmy群がどんどん卵産んでどんどん王台つくって勢力拡大しまくりです。

そこで。

Amy群からさなぎがたくさん入った枠を1枚持ってきてBetty群に入れてみました。

それと、王台も2、3個切ってきてBetty群の枠の適当なところにくっつけてみました。

(王台はみつろうでできているので、すぐくっつきます)

 

そのまま待つこと数週間。

その間にAmy群の分蜂騒ぎがあったりしていたのですが…

ある日Betty群を内検したところ、

おや?王台のフタがあいてる?

これはもしや、適当にくっつけた王台から女王ばちが羽化したのでは?

Betty群に雄ばちはいないけれど、隣(Amyんち)でうざいほど雄ばちが産まれているので、女王ばちが羽化していれば交尾する可能性も無きにしも非ず…!!

 

でも花粉をたくさん運んでる様子もないし、どうなのかなー

と期待しすぎないようにしていたのですが。

 

先週末、内検したら。

なななんと!!

幼虫がいるではないか!!

 

Betty、ふっかーつ!!

(まあ、本当は女王ばちはBettyじゃなくてAmyの娘なんだけど。)

 

うっかり、幼虫を見て涙をこぼすところでしたよ。

この調子で、がんばれ新Betty!