はちのえさ
今日は、はちのえさを作りまーす。
◆材料◆
・えさのもと(養蜂問屋から購入。ビール酵母とかホエイタンパクなどが入っている。つまりタンパク源。)
・砂糖
・お湯
◆作り方◆
お湯を沸かして砂糖を溶かします。
カップ2杯のお湯に対しなんと砂糖1.6kg。
ほんとに溶けるんかいな…と思いましたが、それなりに溶けました。(若干ざらつきあり)
そこに、えさのもとを投入。
よく混ぜてペーストにします。
トレイに分注して固めます。
いちごのパックやらお菓子のトレイやらを総動員。
高さ1cmくらいに収めないと巣箱(巣枠の上桟に乗せる)に入りません。
見た目も香りもきなこペーストみたいです。(注:おいしくないけど)
実際、えさのもとがない場合はきなこと砂糖を混ぜてお湯に溶かしてもOKらしい。
…って、まんま、きなこ棒じゃん!
なお、はちが集めてくる花粉も、舐めてみるときなこに似た味がします。
一晩おいてしっかり固まった(逆さに置くので、固くないと巣箱内に落ちてしまう)えさは、1個ずつ巣箱に入れてはちに食べさせます。
元気な群なら1週間で1枚(約250g)をぺろりとたいらげるので、カラになったらまた次のえさを与えます。
花がたくさん咲いているこの時期に人工的にエサをやるの?と思うかもしれませんが(私もそう思いました)、これを与えることで群のパワーがかなりアップします!
この時期、はちたちは蜜をためる前にまず幼虫をどんどん育てて仲間の数を増やすことに専念しています。なので、主に幼虫たちのえさになる花粉(=タンパク質)を与えるとぐんとはちの数が増えるようです。
元気なエイミー群(A群)はおかげでどんどんはちが増えています。
消滅するかと思われたベティ群(B群)も、えさを入れてから若干持ち直しつつある模様…。
自粛やら何やらで世相の暗い今日この頃、小さな生き物たちがけなげに働いている様子を見ると、ほんとうに心癒されます…。