No bees, No life!~養蜂日記~

みつばちたちに振り回される養蜂初心者のあれやこれやの記録です。

フウセンカズラ

スズメバチとの闘いは続いています。

それと同時にダニの発生にも苦しめられています。

が、そんな話ばかりだと暗く?なるので、別の話題を。

 

ミツバチたち、寒くなるのを前に秋の花からせっせと蜜や花粉を集めています。

近所にそば畑がいくらかあるので、おそらくこの時期はそば畑に行っているのかなあと思っていたのですが。

庭のフウセンカズラにもけっこう来ていました。

↓真ん中あたり。

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フウセンカズラの花ってものすごーく小さい(ミツバチの頭くらい?)のですが、そんな花をこまめに回って蜜や花粉を集めているようです。

ちなみにクマバチも来てます。

が、君のような大きなヤツが満足するほどの蜜や花粉があるのかね…?

フソ病検査

今日は年に一度のフソ病検査の日。

みつばちは「家畜」なので、法定伝染病にかかると保健所マターになります。

最近、豚コレラにかかった県内の養豚場の豚が一斉に殺処分されたというニュースが報道されましたが、みつばちのフソ病も、一旦かかるとその養蜂場のハチは全部焼却されるという重大な病気です。(しかも予防法は大してない…)

 

検査って何するんだろう?

何人来るんだろう?

私の手際の悪さを係の人たちにお見せするのやだなあ…

などなど、割と後ろ向きな気持ちで迎えた検査日です。

 

さて。

やってきたのは、家畜衛生課の方(獣医さん?)、市役所の職員さん、養蜂協会の支部長さん の3人です。

巣箱に案内して、2つの群(10群くらいあってもその中から2群見るだけらしい)の巣枠各1、2枚をざっと目視で確認して終わり、でした。

ほんの10分程度。

上伊那全体を数日かけて回るのですが、今日は駒ヶ根市内を2班に分かれて各10軒くらいずつ回るんだそう。ご苦労様です!

 

ところで、衛生課の方はちゃんと防護スーツをお召しでしたが、養蜂協会の支部長さん、面布なし&素手 でした…。

みつばちの世話をしているときに背後でクマが巣を食べていたこともあるそう(!!)。

つわものすぎる…。

 

私はといえば、数日前に刺されたところがこれまでになく腫れて、夜も寝られないくらいの痒みに苦しんでいるところなので、かなりおよび腰です。

やっぱりいい防護スーツが欲しいなあ…。

と、検索していたら、こんなの発見。

https://www.gizmodo.jp/2013/07/post_12698.html

フソ病探知犬!!

犬の可能性は無限大ですね。

産直でオオスズメバチの巣が売られていました

近くにグリーンファームという(一部で有名な)トンがった産直があります。

産直ながら、ヤギがいるわダチョウがいるわクマがいるわ、さらに骨董も売っていれば本屋もあるという、とってもカオスな空間。

去年の改築により、地面に無造作に散らばったヤギのフンを踏んだり、放し飼いのヤギに角で攻撃されたりということがなくなってしまい、ワイルドな魅力が半減・・・と思っていたのですが、久しぶりに行ってみたら、まだまだ健在にトンがっていましたよ!

 

リンゴやキノコにまじって農産物売り場にあったもの・・・

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こっ、これは!

 

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オオスズメバチの巣!!

でかいし!!

しかもハチいるし!!

生きてるし!!

スマホで撮ったためボケボケですみません…)

 

イチゴやなんかの空き箱に入れてラップかけただけですよ!

生でオオスズメバチの巣の中が見られるとは!!

幼虫がうごめく様子が見られるなんて感激!

それを大人バチがかいがいしくお世話する様子も見られてさらに感激!

 

気になるので、近くにいたスタッフのおじさんを質問攻め。

―これ、売ってるんですか?

「売ってるよー。でも高いよー。ひと箱(巣板1、2枚)2万円くらいだよ。」

―ていうか何用ですか?食べるんですか?

「幼虫をね、そのままつまんで生で食べるとおいしいの。」

「炒めてもおいしいけどね。」

 

信州人がハチノコを食べるのは有名ですが、一般的に食べるのはクロスズメバチ(の幼虫)です。オオスズメバチも食べるとは知らなかった…。

でも見た感じ幼虫たちは丸っこくてプリップリでおいしいそうです。

 

―大人のハチはどうするんですか?

「焼酎漬けとかかなあ。好きな人は好きだから。でもこれ開けるのも命がけだけどね。」

 

―これ、毎年売ってるんですか?

「毎年売ってるねえ。で、毎年刺されて病院行く人がいるよー」

―え、出てくるんすか!

「ラップをね、かじって出てきちゃうの。一応店長が時々補修してるんだけど、マツタケが出てくるとそっちが忙しくてハチをかまってられないから、そのうち出てきて上をブンブン飛んでたりしてね。ははは。」

―!!

「刺されたら、オオスズメバチの焼酎漬けをぬると毒が中和されていいんだよ。」

 

さあ、オオスズメバチの巣が欲しい人は、グリーンファームへGO!

泡フェスで、ハチ酵母

泡フェス

というものに行ってきました。

シードルとクラフトビール(&つまみ)のイベントです。

名店カモシカシードルはじめ、伊那谷を中心とするシードルとクラフトビールを飲み比べできるとってもしあわせなイベント♪

 

え?ハチ関係ないじゃんって思いました?

いえいえ。

すごいシードル見つけたんです。

なんと、アシナガバチ酵母マルハナバチ酵母を使って仕込んだシードル!!!

アシナガバチ酵母って!(驚)

マルハナバチ酵母って!(驚)

なんでも、ハチをすりつぶしたものから酵母を抽出して培養するんだとか。

残念ながらその会社は、リンゴは自社畑で作っているものの、ハチ酵母アメリカから購入しているんだそうです。

(ぜひハチ酵母伊那谷産のものを使っていただきたい!ハチなら提供するけど(笑))

ミツバチ酵母とか、スズメバチ酵母、なんてものもできるかもしれませんね~。

 

松川町のVinVieさんというワインとシードルの会社です。

今後、目を離せません!

スズメバチが怖くて夜行性化

先週までは一度に2、3匹しかいなかったスズメバチ

今朝見回りに行ったらいきなり10匹くらいブンブンたかっていました。

 

ブンブン飛んでいたのはキイロスズメバチですが、トラップにはこれまであまり見かけなかったオオスズメバチもゴロゴロ…。

スズメバチスズメバチと言い続けて久しいですが、シーズンはさらに盛り上がりをみせております!

 

冬越しに向けて群れを強化すべく練り餌を与える予定が、スズメバチが怖くてなかなか巣箱に近づけない自分…。

悩むこと10分。なんとか近づいて箱を開けるも、みつばちたちもスズメバチの襲来でピリピリしているのですぐさま攻撃態勢。

ちょっと蓋開けて餌を置くだけだし…とか思って燻煙器を持ってこなかったのが間違いでした。

結局餌を置くことができず、撤退。

 

スズメバチは朝夕の涼しい時間帯によく来るという話なので、裏をかいて真昼間に行ってみました。

…いるし。

…朝と同様10匹以上ブンブンしてるし。

ビビりな性格なので、もうあきらめて日暮れを待ちます。

 

夜。

さすがにスズメバチ、いません。(当たり前です、夜ですから。)

みつばちも静かです。(当たり前です、夜ですから。)

ささっと蓋開けて、ささっと餌置いて、蓋閉めて、おしまい。

それだけのことですが、日中スズメバチがたかっている中でやるのは勇気がいります。

 

しかし練り餌はあと1~2回やらないといけないのです。

 

あー早く冬にならんか。

スズメバチの蜂蜜漬け

スズメバチ捕獲器にオオスズメバチが入りました。

しかもまだ生きてる!

せっかくなので、ぜひやりたいことが…。

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箸でつまんで、蜂蜜へダイブ。

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念願の(?)、スズメバチの蜂蜜漬け。

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驚くべきことに、蜂蜜漬けにされても丸1日動いていました…。

(さすがに2日目には死んだもよう。)

 

この生命力が、滋養強壮に役立つんでしょうか…。

ひたすらスズメバチ!

毎日スズメバチのことで頭がいっぱいです。

これは・・・恋?(笑)

 

ペットボトルトラップ、なかなか性能がいいです。

とにかくコスパが最高。

 

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中に入れる誘引液ですが、基本的には、

酒(日本酒でも焼酎でも)+酢+砂糖またはジュース(カルピス、オレンジ、ブドウなど)

を、その時台所にあるものから選んで適当に混ぜています。

ネットで調べると、カルピスやブドウジュースがよいという話が結構ありますが、地域によりスズメバチの好みには差があるそうで、試した結果今のところうちの辺で人気なのは、

焼酎+酢+ブドウの皮(+気分で氷砂糖)

割と辛党かも?

 

 

今朝はエイミーさんちの玄関前でキイロスズメバチらしきハチが倒れているのを発見。

エイミー群が殺したのか?

さ、さすが…。

で、15分後に見に行ったらもう地面に捨てられてました。

 

 

さて、我が家の小学1年生の夏の宿題。

うちで捕獲したハチたちの樹脂標本です。

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うん、いろいろいるね!